スリーゼットについて知ろう!

スリーゼットについて知ろう!

スリーゼットの主力製品であるPACS。
ここでは、PACS市場の動向とスリーゼットの立ち位置について解説します。

1、主力商品PACSについて知ろう!

PACS(パックス)とは?

PACSは、Picture Archiving and Communication Systemsの略称で、「医用画像管理システム」とも呼ばれます。

医用画像管理システムをシンプルに表現するなら、「お医者さんと患者さんのための検査画像アルバム」です。
PACSについては、こちらにも説明がありますので、ここでは違った視点からPACSについて学んでみましょう。

まずは、医療機関でPACSがどんな役割を果たしているか、簡単な図で見てみましょう。

systemsoukanzu

私たちが病院で診察を受けるとき、はじめに受付で医事会計システムや電子カルテ(HIS)で患者情報の登録や参照が行われます。
診察室ではそれらの患者情報をもとに、前回の診察記録を参照しながら、電子カルテに診察情報が書き込まれます。ここでPACSを用いて過去の検査画像を参照することもあります。
必要に応じて、各検査科に検査をオーダーします。オーダーに基づいて、放射線科でCR、CT、MRなどの撮影や内視鏡検査、各生理機能検査が行われます。検査結果がPACSサーバに送信されると、院内のクライアントコンピュータから画像の参照が可能になります。

2、業界について知ろう!

PACS市場の動向と将来求められる役割

PACSは2000年頃から日本でも実用化がみられ、その後急速な発展を遂げてきました。
PACS導入のメリットは、こちらのページでも挙げていますが、煩雑なフィルム管理をめぐる物理的・人的コストの削減につながること、そしてデジタル化による待ち時間の短縮と、院内の複数のコンピュータから同時に画像の参照が可能になったことは見逃せません。

一般に、医療業界のIT化は他の業界に比べて10年も遅れをとると言われています。さまざまな制度にかかわっている複雑さや、ITエンジニアと医療現場とのコミュニケーションが困難であることがその理由として挙げられてきました。
そんな中、2008年の診療報酬改定で「電子画像管理加算(いわゆるフィルムレス加算)」が新設されると、医療機関のPACS導入に拍車がかかるようになりました。
下の図は、2008年以降のPACS市場規模と、導入件数の推移をポイントとなる出来事とともに表したものです。

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出典:TechTargetジャパン
「【市場動向】マイナス成長が見込まれるPACS市場 今後は遠隔読影などに期待」
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1206/22/news01.html

2009年をピークとしてその市場規模は緩やかに減少をたどっていますが、2012年のPACS普及率は、600床以上の病院で95%、200~399床の病院で60~65%とも言われています。一方で199床以下の小中規模病院やクリニックではまだまだそれに届かないようです。 医療情報システムの将来像として、クラウドサービスを活用した災害時対応や地域連携、遠隔画像診断での活用が期待されています。またサーバ容量の増大やバックアップ体制の見直しの必要性からも、クラウド化のニーズは高まっているようです。

ここでもう一度図を見てみると、2010年にはフィルムレス加算の継続が決定し、また民間企業が医療分野でクラウドサービスを提供することが制度上可能になりました。そして2012年には仮想化ストレージ運用が認められ、よりクラウドを活用できるようになりました。 今後は、単なるPACSだけではなく、さまざまなシステム・仕組みを総合的に提案することがPACS市場成長のカギになると見られています。

3、立ち位置について知ろう!

スリーゼットの立ち位置

現在スリーゼットのエンドユーザ層は下の図のようになっています。

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病院、クリニック、健診・健診施設では「Caps-Web」や「d-ViewII」
耳鼻咽喉科では「EZCap」が主に使用されています。

次の図では、スリーゼットの特徴と、PACS市場での立ち位置を表しています。

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スリーゼットはカスタマイズやサポート体制の細やかさ、柔軟さを大切にし、ニーズに着実に応えることでお客様との信頼関係を築いてきた自負があります。
50名規模の小回りのきく企業だからこそできること。それが「Meet! your needs」というスローガンに凝縮されているのです。

Meet! your needs

すべてはお客様のニーズから。
そのひとつひとつを確実にカタチにしていきます。

Meet!your needs

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